11月23日は勤労感謝の日でした。
「勤労感謝の日」は戦前に行われていた新嘗祭に由来しており
「働いた結果、自分たちに得られる恵みに感謝する日」として定められたと言われています。
晩秋のこの時期に旬を迎える食材を使用した献立になっています。
写真左上から時計まわりに
◆菊花和え
ほうれん草としめじに食用菊を彩りとして加えた和え物です。
◆豚肉の炒め物
豚肉と玉ねぎの生姜風味の炒め物です。
◆カレイの幽庵焼き
ゆずの香りが清々しい焼き物です。
◆スイートポテト
旬のさつま芋の風味とバターの香りを活かした、やさしい甘みのデザートです。
◆小豆ご飯
秋に旬を迎える小豆をご飯と共にふっくらと炊き上げます。
◆はるさめソテー
はるさめ、ニラ、ベーコンの中華風の炒め物です。
<今回の献立に使用した食材の栄養について>
◆小豆ご飯(小豆)
小豆のタンパク質は必須アミノ酸といわれる8種類のアミノ酸をバランスよく含んでいます。
またビタミンB群が豊富で、炭水化物のエネルギー代謝を促進してくれるビタミンB1、
脂質の代謝を助けるB2、タンパク質の分解を促進するビタミンB6が含まれています。
◆スイートポテト(さつまいも)
熱に弱いといわれるビタミンCですが、さつまいもの場合、調理の際にでんぷん質が糊化し、
膜を作ってビタミンCを保護するため、加熱しても壊れにくくなっています。
<調理の工夫>
野菜やきのこ、いも、まめはカリウムの多い食材ですが、カリウムは水に溶けやすい性質の為、
調理工夫で減らすことが出来ます。
・表面積を大きくするように切る
・よく水にさらす
・茹でこぼして使用する
などがあります。
じんクリニックでは栄養士が献立を考え、調理したお食事を
クリニックの患者さんへ提供しています。(一食500円・税別)
特に行事食は患者さんにも大好評です。
次回の行事食もご紹介する予定です!