院内で消防訓練を行いました。
実際火災が起きた時にきちんと対応できるようにするための訓練です。
まずは、火災が起きたと想定して、消防署へ連絡。
普段はスムーズに受け答えできる内容でも、緊急時には出てこない場合もあります。
その時に備えて、連絡先や消防とのやり取りが記載されたマニュアルに沿って
火災状況を連絡します。
続いて消火訓練。防災機器の会社の方に指導していただきました。
燃えている条件として、「酸素・熱・燃えるもの」があり、火の状況で
消火の方法が異なるとのこと。
「消火器」は火を粉で覆い酸素を遮断します。
使用法のレクチャー後、職員が実際に噴射。
消火器1本の噴射時間はわずか15秒ほど。一瞬です。
続いて「屋内消火栓」。水は火の熱を下げる役割があります。
こちらも使い方のレクチャー後、実際に放水。
水の勢いは想像より強く、職員も驚いていました。
その後、「非常口」についての説明がありました。
非常口にはお馴染みの緑色のマークがついています。
停電時でもこのマークは点灯するのでそこを目指して行けば、
きちんと避難することができます。
このように説明すると、当たり前のことと思いがちですが、
緊急時にそなえて、あえて説明を行います。
このように当院では、定期的に消防訓練を行い、安全対策をしています。
実際の火災は経験したくはありませんが、訓練は何度経験しても
無駄にはなりません。