透析治療について
透析治療の流れ
- 更衣室で、透析治療を受けやすい衣服にお着替えいただきます
- 血圧・体重を測定します
- 透析ルームに移動し、穿刺をして透析治療が始まります
- 透析治療中は、テレビを無料にて視聴いただけます
- 透析時間が終了したら、抜針/止血/消毒をします
- 体重を測定します
- 更衣室にて着替え、ご帰宅となります
特殊体外循環治療
当院では特殊体外循環治療も外来で行うことが可能です。
※病院にて診察を受け、外来での治療が可能と診断された場合に限ります。
【具体的な事例】
- 潰瘍性大腸炎(UC)(※i) 、またはクローン病(CD)(※ii) と診断され、外来での治療が可能と診断された場合は「白血球除去療法」(※a)を実施することが可能です。 カラムの選択は医師が判断します。
- 閉塞性動脈硬化症(ASO)(※iii) ・家族性高コレステロール血症(FH)(※iv) ・その他保険適用疾病と診断され、治療依頼を受けた場合「LDL吸着療法」(LDLアフェレーシス)(※b)を施行することが可能です。
- 潰瘍性大腸炎(Ulcerative Colitis:UC)
大腸の粘膜(最も内側の層)に潰瘍やびらんができる炎症性疾患。 - クローン病(Crohn’s Disease:CD)
口腔から肛門までの消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる炎症性疾患。 - 閉塞性動脈硬化症(Arteriosclerosis Obliterans:ASO)
手や足の血管の動脈硬化により血液の流れが悪くなり、手足にさまざまな障害が現れる病気。 - 家族性高コレステロール血症(Familial Hypercholesterolemia:FH)
遺伝により、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が高くなる病気。
- 白血球除去療法(G-CAP)
体外循環において、血液をカラム(フィルター)に通して活性化した白血球(リンパ球・単球・顆粒球」)だけを除去し、体に戻す療法。 - LDL吸着療法
体外循環において、血液から分離した血漿をカラム(フィルター)に通してLDLコレステロールだけを選択的に吸着・除去し、体に戻す療法。
安全できれいな透析液
人工透析は半透膜である透析膜を介して、血液中に蓄積した有害な物質や足りない物質(電解質など)を透析液側に除去し、逆に血液中に足りないカルシウムなどを透析液側から移動し体液のバランスを保ちます。
そのため透析液の中に不純物や有害物質が含まれていると体内にとりこまれ、発熱やしびれなど長期合併症を発症させることがあります。
つまり、透析液のきれいさは質の高い透析に大変重要な要件です。
中央林間じんクリニックでは、浸透圧計(日機装OSA-33)1台、エンドトキシン測定器(トキシノメータNX)1台、生菌数キッド(ポール社製 クオリティーモニター)で、水質の管理を徹底して行っています。