先日、一日看護体験を行いました。
参加したのは、医療従事者を目指す地域の学生さんたち9名です。
ユニフォームに着替えて、実習がはじまります。
今回は、看護部外来所属の福田看護師から救急活動や心肺蘇生の方法を
学び、体験してもらいました。
福田看護師は救急看護認定看護師です。
クイズ形式のドラマを見ながら、胸骨圧迫の方法、AEDの使い方を学びます。
学生さんが手にしているのは福田看護師が用意したアクションカードです。
これを見ながら手順を追います。
実は、一勇気さえ出せば一般の人ができる内容です。
まず、倒れている人への声の掛け方、呼吸・脈の確認、救急車の要請など。
胸骨圧迫とAED装着をおこないます。
次は、実際に学生さんたちに最初から順番に体験してもらいました。
皆さん、説明をよく聞いていただいていて、姿勢やリズムもばっちりでした。
倒れている人への声掛けや、体力がいること、周りの協力が必要な事など、
色々と知ることができたと感想を貰いました。
福田看護師は「今日の体験を通じて、一歩踏み出す勇気を持って帰ってほしい」と
学生さんたちへ熱く話をしてくれました。
その後、先輩看護師より看護師になったきっかけや、看護学生時代のエピソードなど、
学生さんたちの今後の参考になってくれたらというおもいで色々な視点から
話をしてくれました。
この経験で看護に対する関心や理解が高まったでしょうか。
進路の選択肢のひとつに、看護師になることが入ってくれると嬉しいです。