先月、当院で「大和認知症連携勉強会」を開催しました。
当院の職員をはじめ、地域の方々を交えての勉強会です。
相模台病院 精神神経科 部長 新井 久稔医師による
特別講演を行いました。
タイトルは…
『臨床における認知症患者の症状・治療について
~ 専門医との連携を求めて ~』
新井医師によると、精神神経科では統合失調症やうつ病の診療を
行うのですが、高齢化社会に伴い、5~6年ほど前から認知症の
患者さんが増えてきたそうです。
その中には合併症のある患者さんも含まれています。
『超高齢化社会』に伴い、65歳以上の認知症患者さんは
2040年まで増加していきます。
認知症には薬物治療をおこないますが、他の病気を抱え薬を
処方されている患者さんには調整が難しいものです。
認知症の症状・治療について、いくつかの症例を出しながら
説明を行いました。
最後の質疑応答の時間では、多くの質問があげられ
当院の医師たちもいくつもの質問をしていました。
今回の勉強会で認知症とその治療について学ぶだけなく、
当院と相模台病院、参加いただいた地域の方々との交流も深まりました。
当院では今後も、地域の方が参加できる勉強会を開き、
医療連携の強化を行っていきます。