先週末の大雪で、病院周辺の景色も一変。土曜日は雪かきに追われました。今週も雪の心配がありましたが、天気予報が変わりましたね。ホッとしています。
さて、院内研究発表会の後半戦が2/18に開催されました。今回も興味深い3演題の発表でした。
1.「糖尿病性腎症患者の血圧低下に対する看護」(じんクリニック看護師による発表)
透析中血圧が安定せず、起立性低血圧が問題になることもあった。患者自身に病識を持って体重管理に取り組んでもらうなど、一体となって考察を行った。体位変換による急激な血圧低下予防、下肢への急激な血液分布を避けることが重要と考えた。
2.「機械体内遺残防止のための一考察」(手術室看護師による発表)
人工骨頭置換術の器械数(借用器械)は100個以上となる。器械出し看護師が実施可能なカウントの方法として「借用器械カウントシート」を作成し、4症例を実施した結果の報告を行った。
3.「口腔内感染予防を目的としたケアの実際」(B病棟看護師による発表)
嚥下障害により経口摂取が不可能になると、唾液分泌の減少により、口腔内が乾燥、易感染状態となる。口腔ケアが重要になるが、各看護師により口腔ケア方法や保湿剤使用に統一が無かった。白色ワセリンと保湿ジェルを比較し、評価を行った。
今回も、会議室は満員御礼。たくさんの質問や意見交換が行われました。
今後は「地域医療研究発表会」を開催出来るように働きかけていきます。